インフォーマルサービスの活用
介護に関わるサービスというと
介護保険制度の中で活用できるサービスをフォーマルサービス
介護保険という公的なサービス以外のものをインフォーマルサービスと呼びます。
介護保険制度のサービスを活用する際には
ケアプランを作成してから
サービスを利用する流れとなりますが
そのケアプランの中には
インフォーマルなサービスも取り入れることが
望ましいとされています。
そもそも
介護保険制度以外のサービス=インフォーマルなサービス
とは
家族、近隣、友人、民生委員、ボランティア、非営利団体(NPO)などの
制度に基づかない援助などが挙げられます。
具体的にはどんなサービスがあるかというと
定期的な安否確認などの見守りサービス
配食サービス
外出や通院などを支援するサービス
運動教室など介護予防のためのサービス
趣味活動を行うことを支援するサービス
などがあります。
ただし
地域によってインフォーマルサービスが
充実しているところもあれば
十分ではないところもあります。
インフォーマルサービスが充実していなければ
家族や友人によるサポートが多くなります。
もちろん
家族や友人によるサポートも
インフォーマルサービスではありますが
本来
家族の介護負担を減らすためのサービス利用であれば
家族以外による支援を取り入れたいところです。
それぞれの地域で
インフォーマルサービスを充実させるために
各地域でどのようなインフォーマルサービスが提供され
どれだけ活用されているのか
だけでなく
どのようにしてインフォーマルサービスが提供されるに至ったのか
なども含め
有効な取り組み事例などを共有していけると
参考にすることができそうです。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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