英語を学ぶ高齢者

医療法人社団健育会ひまわりデイサービスセンターでは

デイサービスの選択レクリエーションのひとつとして

英会話教室が実施されているようです。

 

デイサービスに勤める

フィリピン・マニラ出身の介護職員が

英会話教室を始めるきっかけや

英会話教室の内容について

英会話教室に参加する高齢者について

伝える動画がアップされていました。

話の中には

英語を学びたいという高齢者が一定数いること

英会話教室がきっかけとなり

孫と英会話教室での話をしたり

近所の中学生から英語を教えてもらったり

利用者同士のコミュニケーションの輪が広がったり

というような話もあります。

 

 

今介護業界の中では

将来の介護人材不足に備えるため

外国人介護人材の受入れが進められています。

 

目的は介護人材不足を補い

介護サービスを継続して提供することにあるかと思いますが

 

介護サービスの中には

利用者の自立支援や介護予防という目的もあります。

 

英会話教室のような学びの場が

高齢者の参加や活動のきっかけとなり

コミュニケーションの機会を増やし

世代間のつながりもできるようになれば

介護予防や認知症予防にも効果が期待できます。

 

そんなことを考えると

外国人人材の活躍の場も広がりそうです。

 

また

英会話教室のようなものであれば

介護サービスの中だけでなく

地域のコミュニティでも実施できそうです。

 

それぞれの地域に

高齢者だけでなく

小さい子どもや学生も参加でき

世代間の交流も広がる

というような場所が増えてくると

面白そうですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。