介護サービス休業の際の対応策

現状

新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出された7つの都府県では、介護施設のうちデイサービスなどの通所施設とショートステイなどの短期間のみ入所する施設については、知事が必要だと判断した場合、使用の制限や休業の要請ができるとされていますが、現時点ではいずれも休業などの要請は行わない方針です。

 

ただし、いつ休業の要請が出て

サービスが利用できなくなってしまうかも分かりません。

 

そうなった際に困らないように

今考えられることを準備しておきましょう。

 

<対応策その1>

訪問の介護サービスで対応できるか相談してみましょう。

ケアマネジャーや地域包括支援センターが窓口になってくれます。

対応可能であれば、具体的にお願いしたいことなど相談しておきましょう。

 

<対応策その2>

介護保険外のサービスの活用を検討してみましょう。

通常の介護サービスを提供している会社が介護保険外(自費)サービスも提供していることがあります。

また、民間企業の家事代行サービスなどもあります。

ただし、保険対象外になりますので、一律の料金ではありません。

それぞれの費用についても事前に確認しておくと良いかと思います。

 

<対応策その3>

家族で対応できるか検討してみましょう。

食事や入浴の対応が必要になるかもしれません。

 

食事の場合は、

配食を行っている会社も多くありますので、お願いしても良いかと思います。

細かく刻んだ食事、ペーストにされた食事、塩分制限がある人用の食事など

介護用として対応してくれる配食業者もあります。

 

入浴の場合は、

普段ご自宅のお風呂で入浴していない方は、必ずしも湯舟につからなくても良いかと思います。

バケツにお湯をはって、足浴するだけでも血流が改善し、リラックス効果や安眠効果が得られます。

お風呂場まで入れれば、足浴をしながらシャワーで体を洗うこともできます。

入浴の際の介護用の椅子(シャワーチェアー)もありますので用意されても良いかと思います。

また、入浴やシャワー浴ができない人のために「清拭」といって全身を温かいタオルで拭く方法もあります。

参考動画

実際に行ったことがない場合は、

ケアマネジャーや施設担当者などに相談してから実施していただいた方が良いかと思います。

 

以上、思いつくことを記載しました。

他にもいろいろな対応方法があるかと思います。

その人の状況や状態によっても必要な対応は変わります。

 

繰り返しになりますが、早めの相談が大切です。

担当ケアマネジャーや地域包括支援センターに相談してみてください。

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2015年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店様への開業研修、運営支援業務に携わる。