緊急事態宣言の影響は?

NHK NEWS WEBでは

「緊急事態宣言」で暮らしはどうなる

という記事の中で

「緊急事態宣言」が

今後の我々の日常生活にどのような影響を与えるのかを

まとめてくれています。

 

その中で、介護分野に関しては

緊急事態宣言が出された地域の都道府県知事はデイサービスなどの通所施設やショートステイなどの短期間のみ入所する施設に限り使用の制限や休業を要請できます。
休業する際はその事業所の職員が利用者の自宅を訪問するなど代わりの方法を検討し、必要なサービスを提供するよう求めています。
一方、特別養護老人ホームやグループホームなどの入所施設や、訪問介護は、休業の対象ではなく、職員の感染防止策を徹底した上でサービスを続けてほしいとしています。

と記載されています。

 

24時間介護付きの施設に入所いている利用者は継続して利用できる予定です。

ご自宅を訪問して介護をしてもらうサービスも継続して利用できる予定です。

ただし、

通いのサービスや短期間の宿泊を伴うサービスについては休業要請が出て利用できなくなる場合があります。

 

 

既に、名古屋市のデイサービスで集団感染が確認された際、

市内の126か所のデイサービスに休業要請が出されました。

 

そのときは、実際に休業をしたデイサービス

訪問でのサービスに切り替えて対応したデイサービス

営業を継続していたデイサービスもありました。

 

営業を継続してもらえれば困りませんが

今通っているデイサービスが、必ずしも継続するとは限りません。

 

 

今現在、デイサービスやショートステイを利用している方やそのご家族は

現在利用している施設の責任者、担当ケアマネジャーへ

万が一の場合を相談し、事前に準備できることを確認しておくと良いかと思います。

 

介護で困らないために、介護離職にならないために

早めの相談は大切です。

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。