課題分析標準項目

令和5年10月16日

厚生労働省から

「介護サービス計画書の様式及び課題分析標準項目の提示について」の一部改正について

という通知が出されました。

ケアマネジャーが

利用者の介護サービス計画書を作成するにあたり

把握すべき情報の内容が記載されています。

具体的には

課題分析標準項目として

基本情報に関する項目が全９項目

課題分析に関する項目が全２３項目

明記されています。

基本情報として

どのような情報を把握しておくべきか

課題分析として

どういった内容を把握しておくべきか

資料を見ていただくと

今回の一部改正に伴い

以前よりも

具体的な内容が記載されています。

利用者の情報を把握することは

ケアマネジャーの業務に限らず

介護サービスを提供する

各事業所においても必要になります。

利用者について

どの程度把握するかは

それぞれの事業所によっても異なるかとは思いますが

今回の通知の内容を見ていただくと

あらためて把握しておくべき内容なども

確認できるかもしれません。

利用者の情報を

詳しく把握することで

より良いサービス提供につながるとともに

リスク管理にもつながります。

それぞれの事業所での

アセスメント情報について

あらためて確認し

必要と思われる項目については

追加して実施してみても良さそうです。

介護保険最新情報vol.1179では

今回の通知に関するQ&Aも掲載されていますので

あわせて確認いただけると良いかと思います。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。