ちょっとした声かけのような『優しさ』

9歳から38歳まで、家族を介護し続けた

1人の男性の生活が特集記事に掲載されていました。

男の子は9歳から介護を始めた ~「幼き介護」の現実~ | NHKニュース

 

記事の終盤に出てくる言葉

「周囲の人や行政の人たちから、ちょっとした声かけのような『優しさ』があったら、ずいぶん救われると思います」

今まさに、ちょっとした声かけのような『優しさ』を必要としている人に

気付けていないという現実があるのかもしれません。

気付いているのに、声かけができていないのかもしれません。

 

困っていそうな人がいたら声をかけてみる

当たり前の優しさのようで

なかなか勇気のいることでもあります。

 

声をかけてみても

無駄な優しさになるかもしれない

相手に迷惑と思われるかもしれない

また

自分自身が偽善者のように思われるかもしれない

怪しい人と勘違いされるかもしれない

などなど

色々考えてしまうこともあります。

 

実際に声をかけたところで

無駄に終わることも多いかもしれませんが

それでも、声をかけたことで

救われる人がいるかもしれません。

 

 

困ったときに

自ら声をあげられる人ならいいですが

本当に困っていても

なかなか声をあげられない人もいます。

 

だからこそ

困っていそうな人がいれば

自然に、周囲の人が声をかけられる。

地域の人が声をかけて支えられる環境が

必要になるのかもしれません。

 

 

この記事に対するコメントには

国や社会のせいにしたり

政治家を批判するような声などもありました。

 

それぞれ感じることはあるかと思いますが

まずは一人ひとりが

ちょっとした声かけのような『優しさ』を持てるように

意識していけると良いのかもしれません。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。