サービス事業所がAIに選ばれる時代

ケアマネジャーが作るケアプランを

AI技術を活用して支援する

という取組みがあります。

 

ケアプランを作成する前段階として

ケアマネジャーが利用者に必要なサービスを提案し

選択してもらう

ということが必要になりますが

 

今後

ケアマネジャーが提案するサービス種類はもちろん

サービス事業所についても

AIが紹介してくれる

という時代がくるかもしれません。

サービス種類によって

介護サービス事業所は複数あるため

 

ケアマネジャーが

利用者が選択しやすいように

利用者の希望に応じた事業所をいくつか紹介し

 

その中で利用者が実際に

パンフレットを見たり

直接話を聞いたり

見学を通して

選択するという流れが一般的になります。

 

ケアマネジャーが利用者に

介護サービス事業所を提案する際には

 

事前にサービス事業所に問合せて

対応が可能かどうか確認を取ったうえで紹介する

という業務が必要となります。

 

もし紹介までの流れを

AIが自動的に実施してくれるなら

ケアマネジャーの業務負担が軽減されます。

 

一方で

介護サービス事業所としては

AIに選ばれるような体制が

必要になってくるかもしません。

 

仮にAIの介護サービス事業所選択の基準が

単純に利用者宅からの距離だけで判断するのであれば

どの事業所も選択される可能性がありますが

 

事業所の運営体制や第三者評価なども

選択基準となったとき

事業者としては

運営体制やサービスの質も含めて

見直していく必要があるかもしれません。

 

むしろ

AIがサービスの質を重視して選択するとなれば

それぞれの介護サービス事業者が

サービスの質の向上に努めるようになるため

よりよいサービス提供にも

つながるかもしれません。

 

サービス事業所としては

もしかしたら来るかもしれない

AIが選ぶ時代に備えて

しっかりとサービスの質も磨いていきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。