ハイブリッド型通いの場

東京都文京区の

介護予防・見守り等の取組では

web会議システムを利用したビデオ通話、電話(音声のみ)と

会場参加を組み合わせた

ハイブリッド型通いの場を開催しているとのことです。

201218表紙 雛形(都道府県、保険者、関係団体)支援課、推進課、老人保健課vol.898

 

このリアルとオンラインのハイブリット型については

「高齢者のオンライン機器に対する苦手意識の克服」という部分で

非常に有効かな方法かと思います。

 

今現在、オンライン機器が苦手な方や

そもそもオンライン機器を備えていない方については

必ず会場に参加しなければなりません。

 

そのとき会場では

会場とオンライン参加の方とのやりとりが

現地で参加しているオンラインが苦手な方の目の前で

行われていることになります。

 

主催者側は

あえてセッティングを事前に準備するのではなく

会場内にオンライン機器が苦手な方々がそろい次第

セッティングを開始することで

どのような機器を使って

どのような手順で接続するのかを

見せることができます。

 

やり方次第では

苦手意識のある高齢者にも強制的に学んでもらう

ミニオンライン活用説明会も開催できます。

もちろん

嫌がる方もいるかと思いますが

 

今後、コロナ以外の環境においても

自然災害等で

会場が使えない

人が集まれない

という場面はあるかと思います。

 

そんなとき

オンライン環境でつながってさえいれば

お互いに連絡を取ることができます。

安心安全を確認することができます。

 

 

できる限り、高齢者にもオンライン環境に慣れていただくために

ハイブリッド型を活用しながらオンラインの活用をうながしていく

という方法があっても良いかもしれません。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。