世界メンタルヘルスデー
世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日を「世界メンタルヘルスデー」と定めました。
その後、世界保健機関(WHO)も協賛し、正式な国際デー(国際記念日)とされています。
昨日の世界メンタルヘルスデーでは
東京タワーライトアップイベントや
スポーツ選手等による対談イベントなど
開催されていました。
厚労省のYouTubeチャンネルで
当日のイベントの様子など見ることができます。
特設サイトにある
「メンタルヘルスとは」の項目には
以下のような解説があります。
近年、こころの病気は増えていて、生涯を通じて5人に1人がこころの病気にかかるともいわれています。こころの病気は特別な人がかかるものではなく、ストレスなどが積み重なることがきっかけとなって、かかってしまうことがあるように、誰でもかかる可能性があるのです。眠れない、気分が沈む状態が続いてしまうなど、人によって症状はさまざまです。
そのため、こころの調子をくずしてしまった場合は、ひとりで抱え込まずに家族や友人など、身近な人に相談しましょう。身近な人には相談しづらい場合や、相談できる人が周りにいない場合は、こころの相談窓口などに、あなたの不安やつらい気持ちを伝えてください。
高齢者の場合
これから先の老いや病気
定年後の生活環境の変化
知人や友人、身近な家族の死
などの不安や心配事も出てきます。
最近では
コロナによる自粛生活も
メンタルヘルスに影響を与えているという話もあります。
また、もともとの地域のつながりの希薄さも
不安を感じさせる要因の一つかもしれません。
こころの調子をくずしてしまったときは
まずは相談すること
国や都道府県、自治体毎のサポートもあるようです。
行政による支援もありますが
地域のつながりが希薄になったと言われる今だからこそ
あらためて地域住民同士で
支え合える環境作りができると
良いのかと思います。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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