介助者がラクできるクルマ

高齢の両親など、クルマに乗せ降ろしする際に介助が必要なケースで、一見、介助されるほうが乗りやすく、降りやすいクルマ……という視点でクルマを選びがち。だが、実際には介助されるほうだけでなく、介助するほうにとってもラクなクルマがいいに決まっている。介護、介助が必要な時期が長く、機会が多ければ多いほど、そこが重要になってくる。

 

介護が必要な状態になった際に

車いすのまま乗り降りできたり

助手席や後部座席が電動で車外に出て

乗り降りを楽にしたり

ご自身の運転をサポートしてくれる

福祉車両というものがあります。

 

福祉車両も

これまでと比較すれば

その便利さも向上していることと思います。

 

ただ

福祉車両を使うほど

今すぐ介護を必要とする状態ではないけれども

家族が高齢になってきて

車の乗り降りが大変そう

この先車に乗れなくなるのではないかと心配

というケースもあるかと思います。

 

そういった場合には

一般の自動車でも

足腰が弱い方や介助を必要とする方に対して

車にステップがついていたり

スライドドアで広めのスペースが確保されていたり

乗り降りしやすい場所に手すりが設置されていたり

などなど

工夫された車も多く開発されています。

 

高齢になると

何かしらの疾患を抱え

毎月の通院が必要で

通院の際には家族の車に乗る必要がある

という場合も多くあるかと思います。

 

高齢の方を車に乗せる機会があるかもしれない

という方は

高齢者に優しい車選びを

検討してみても良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。