介護の心構え

”ビジネスケアラー”と呼ばれる

仕事をしながら家族の介護をする人が増えている中

 

仕事と介護の両立のための支援や

介護離職を防ぐための取り組みについて

検討が進められています。

これまで介護をしたことがなかった人の中には

まずは自分が介護をしてみよう

という人もいるかもしれません。

 

ただし

基本的には

介護は介護の専門家に任せるもの

と思っていただくと良いかと思います。

 

NHKニュースの特集記事の中に

介護に向き合う際の

大切な心構えについて

まとめられている記事がありました。

介護の心構え <4つの鉄則>

◆睡眠時間の確保
短期入所のショートステイをの利用し、睡眠時間を確保することが重要です。特に夜の眠りの確保が難しい介護者には積極的に利用すべき方法だといえます。施設入所に抵抗のある本人や家族もショートステイだと受け入れやすい面もあります。

◆“推し”でストレス解消
好きなものを食べる、好きな音楽を聴くなど介護する人が好きなものならなんでもOKです。短い時間でも好きなことに夢中になることで、つらい気持ちが和らぎます。ショートステイなどを活用して、思いっきりストレスを発散させ、よい介護につなげましょう。

◆親スイッチを切り替える
親や配偶者など強くて頼れる存在だった人の能力が落ちていき、人柄も変わっていくのを見るのはつらいもの。そこで第三者として接するように心がけるようにします。自分はプロの「介護者」なのだと位置付け、接することで心が軽くなる場合が多くなります。

◆抱え込まない
「自分がやらなければ」と抱え込まず介護サービスを使うことが大切です。介護士などとのつながりもでき、新たな介護の方法も見えてくる場合があります。また地域の高齢者相談センターなどの窓口に相談するのも一つの方法です。

【特集】介護 負担を軽減する心構えや介護うつのセルフチェック、腰痛対策(NHKニュース)

 

特に大切だと思うのが

4つめの

◆抱え込まない

という内容

 

今では

全国に介護サービスが整備され

必要な介護サービスを選択できるよう

体制が整えられています。

 

一方で

今でも

家族が介護するのが当たり前

という考えを持っている人が

一定数います。

 

介護が必要になったときに

まず第一にやるべきことは

介護の専門家に相談すること

 

高齢者介護に関する相談窓口として

『地域包括支援センター』が

全国に設置されています。

 

介護でお困りの際は

その地域の『地域包括支援センター』に

相談してみてください。

 

仕事と介護の両立のためには

「一人で抱え込まない」が大前提です。

 

介護に向き合う際には

必ず介護の専門家に相談しましょう。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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