介護事業者の連携

介護サービスを利用する方は

その人の状況に応じて

複数のサービスを併用して利用するケースがあります。

 

サービスを併用する場合

利用者にとってよりよいサービスを提供するためには

サービス事業者間の連携も

大切になってきます。

サービス事業所同士

できるだけ介助の方法だったり

自立支援の目標などは共有しておきたいところです。

 

基本的には

ケアマネジャーのケアプランに沿って

それぞれの事業所が計画を立てるため

事業所ごとで計画が大きく異なることはないかと思いますが

 

例えば

Aサービス事業所では

歩行時は見守りで対応しているが

Bサービス事業所では

手引き対応をしている

となると

本来はどちらかに統一したほうが

良さそうです。

 

A事業所で見守り歩行ができているのであれば

B事業所でも見守りで対応したいところです。

 

また

リハビリの方法なども

訪問リハビリとデイサービスを利用している場合には

訪問リハビリでのリハビリ内容と

デイサービスでの機能訓練の内容を

できるだけ関連付けたものにしたほうが

訓練内容もより効果的なものにすることができるかと思います。

 

認知症の方への対応となれば

それぞれの事業所で対応が異なるよりも

できるだけ同じ対応をすることで

その人が混乱することなく

安心してサービスを受けることにもつながります。

 

本来

サービス事業者同士は

担当者会議などで顔を合わせる機会はありますが

しっかりと情報共有をしていくためには

担当者会議以外でも

打合せ等が必要かと思います。

 

コロナの影響もあり

直接顔を合わせる機会が少なくなっているかもしれませんが

よりよいサービス提供のためには

オンラインなども活用して

しっかりと連携を取っていきたいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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