地域包括支援センター向けマニュアル

令和5年6月5日

厚生労働省は

『地域包括支援センターの職員等を対象とした家族介護者支援に関する研修カリキュラム及び家族介護者のつどいの場を立ち上げるためのマニュアルについて(周知)』

という通知を出しています。

介護保険最新情報vol.1154(厚労省)

介護サービスというと

介護が必要となった人

介護認定を受けた人に対して

支援を行うサービスになりますが

 

介護に関する総合相談窓口としての役割を持つ

地域包括支援センターでは

介護が必要な人だけでなく

介護をしている家族も支援しています。

 

地域包括支援センターへの相談者は

介護が必要な本人ではなく

介護をしている家族の場合がほとんどです。

 

今回の厚労省の通知では

その家族への支援方法を学ぶ資料が

まとめられています。

 

介護をする家族というと

本人の息子や娘など

その子どもの世代がイメージされますが

 

介護する中では

仕事と介護の両立や

子育てと介護の両立などが

問題となる場合があります。

 

また

高齢者夫婦世帯も多く

高齢者が高齢者を介護する

”老々介護”も問題視され

 

最近では

日常的に介護をしている学生

”ヤングケアラー”が増えており

そのヤングケアラーへの支援も

必要とされています。

 

 

介護をする人と言っても

その年齢や家庭環境はそれぞれ異なります。

 

個々の介護をする人に対して

どういった支援方法があるのか

どのような支援をしていけばいいのか

今回の資料をチェックしながら

私自身も学んでいきたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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