埼玉県で全国初の介護者支援条例が可決
3月27日に開かれた埼玉県議会で
介護者を支援する条例が全国で初めて可決されました。
介護される人に対しては、介護サービス等の制度がありますが、
介護する人に対しては、今回新たに条例が制定されたことになります。
介護を行う家族や親族などを社会全体で支えることを基本理念とし、
- 県が「推進計画」を策定し具体的な施策を定めること
- 介護する人を支援する人材を育成すること
などが盛り込まれているとのことです。
具体的な施策等はこれから決められていくものと思います。
今回の条例により、介護する人に対する具体的な支援が行われることにより、
「介護離職」に対する課題解決や
以前に記載した「ヤングケアラー」に対する支援にもつながることと思います。
今後また、具体策等が発表され次第、
引き続き、情報をお伝えしていければと思います。
投稿者プロフィール

- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
最新の投稿
介護事業者向け情報2025年5月19日地域密着型施設で検討したい「逆デイサービス」
介護情報2025年5月18日交流の機会を生む「逆デイサービス」という取り組み
介護事業者向け情報2025年5月17日認知症介護基礎研修の義務付けから1年
介護事業者向け情報2025年5月16日介護現場から見る認知症の方の生活