救急車の適正利用とは?

新型コロナウイルス感染症の疑いや

熱中症とみられる症状を訴える人からの

救急通報が増えていることで

救急搬送困難事案が増加しているとのことです。

東京都の救急の現場では

救急隊の現場の状況について、東京消防庁救急管理課の小笠原英昭係長は「連日の猛暑によって体調を崩して搬送される人に加え、新型コロナの第7波によって搬送先の医療機関がなかなか決まらず、救急隊は消防署に戻ることができないまま、連続して出動をしている状態だ。酷暑の中で全身に防護服を着て対応にあたっているが、感染リスクとも隣り合わせで、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積して非常に厳しい状況にある」と話していました。
そのうえで「119番通報が集中すると、一時的に電話につながりにくくなったり、遠くから救急車を向かわせることになるため、必要な救護が遅れてしまったりしてしまう119番通報するかどうか迷った際には、東京都の発熱相談センターなどを利用することも検討してほしい」と呼びかけていました。

コロナと熱中症疑いで救急隊の業務ひっ迫「疲労が蓄積」東京(NHKニュース)

というニュースもあります。

 

そこで呼びかけられているのが

救急安心センター事業の活用です。

 

東京都では発熱相談センターなどの窓口があり

他の都道府県についてもコロナに関する相談ダイヤルを設置しているところもありますが

コロナ関連とは別に

救急安心センター「#7119」の案内も掲載されています。

救急安心センター事業(♯7119)をもっと詳しく!(総務省消防庁)

 

救急安心センターは

急なケガや病気をしたとき

救急車を呼んだが方がいいか

今すぐに病院に行った方がいいかなど

判断に迷うとき

専門家からアドバイスを受けることができる

電話相談窓口となっています。

 

ただし

いつもと違う

様子がおかしいなど

緊急性があり救急車が必要な時は

直接119番に電話してください。

 

え?具体的にどんなときなら救急車呼んでもいいの?

ということについては

総務省消防庁のサイトにリーフレットでの案内がありますので

参考にしてみてください。

救急車利用リーフレット(総務省消防庁)

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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