新LIFEシステムへの切り替え

現在活用されている

科学的介護情報システム（LIFE）について

令和６年度介護報酬改定にともない

新システムに移行することが示されています。

⇒介護保険最新情報Vol.1227（pdf資料）

リハビリや介護予防に取り組む事業所では

LIFEを活用して

加算を算定している事業所も多くあるかと思います。

現在活用しているLIFEについては

4月10日で通常稼働が終了し

4月22日から

新LIFEシステムが一部稼働し始める

ということが示されています。

継続して加算を算定するためには

新LIFEシステムへの

切り替え作業が必要になり

その切り替え作業等の

操作マニュアルが

先日新たに掲載されました。

操作マニュアルについては

LIFEのお知らせ画面から確認できます。

⇒科学的介護システム（LIFE）

なお

システム移行にともなう注意点としては

以下のような内容があげられます。

■４月11日以降、現行LIFEシステムにおいて様式情報の登録・編集ができなくなる

■４月11日～４月21日は、現行LIFEシステム及び新LIFEシステムではADL様式情報の登録及び令和６年度ADL維持等加算算定機能の利用ができない

■４月22日～７月31日まで、新LIFEシステムにおいては、利用者情報及びADL維持等情報以外の様式情報は、登録・編集が不可となる

■４月～８月に、LIFE関連加算の算定を行う場合、８月１日～10月10日の遡り入力期間に算定する加算の様式情報を提出いただくことで、当該加算は算定可能
ただし、提出すべき情報を原則として10月10日までに提出していない場合、算定した当該加算については、遡り過誤請求を行わなければならない

その他にも

注意点の詳細について

介護保険最新情報Vol.1227に記載がありますので

現行LIFEシステムを活用している事業所については

全ての内容に目を通しておきたいところです。

単純に

システム移行作業だけで

あとは今まで通り

という訳にもいかないようですので

注意点を確認しながら

しっかりと対応していきたいですね。

投稿者プロフィール

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。