第223回社会保障審議会介護給付費分科会

令和5年9月8日

厚生労働省では

第223回社会保障審議会介護給付費分科会が開催されました。

第223回社会保障審議会介護給付費分科会(厚労省)

今回の議題は

『令和6年度介護報酬改定に向けて』
・ 介護人材の確保と介護現場の生産性の向上

という内容で

 

◆介護人材の処遇改善等
◆人員配置基準等
◆介護現場の生産性向上の推進/経営の協働化・大規模化
◆外国人介護人材に係る人員配置基準上の取扱い

について

詳細な資料が示されています。

 

”人員配置基準等”については

9月5日の介護保険最新情報で示された

管理者のテレワークについても関連して

まとめられていました。

介護保険最新情報vol.1169(pdf資料)

 

具体的には

”人員配置基準等”の資料の中に

(1)常勤専従要件について
(2)いわゆるローカルルールについて
(3) テレワークの取扱い等について

という項目の中で

まとめられています。

 

『(2)いわゆるローカルルールについて』では

自治体毎に

「管理上支障がない」「利用者の処遇に支障がない」

という解釈に違いがあり

兼務できる範囲も異なっている

ということが分かります。

 

 

今後の介護人員不足が予測されている中では

ローカルルールについて見直すうえで

できるだけ柔軟な人員配置を認めて

 

事業所が運営しやすいように

配慮してもらえることを期待したいですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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