脳血管疾患を予防する
高齢になっても
できるだけ介護を必要とせずに生活する
ということは理想です。
ただし
年齢とともに
体力や筋力は低下し
病気やケガのリスクも高くなります。
実際に介護が必要になった高齢者について
何がきっかけで介護が必要になったのか
その原因をまとめた資料が
内閣府のサイトに掲載されています。
要介護者等(総数)について、介護が必要になった主な原因について見ると、「認知症」が18.1%と最も多く、次いで、「脳血管疾患(脳卒中)」が15.0%、「高齢による衰弱」が13.3%、「骨折・転倒」が13.0%となっている。また、男女別に見ると、男性は「脳血管疾患(脳卒中)」が24.5%、女性は「認知症」が19.9%と最も多くなっている
資料を見ていただくと
男女によって
介護が必要になった主な原因が
少し異なることが分かります。
特に男性の場合は
総数で最大の原因になっている
「認知症」よりも
「脳血管疾患(脳卒中)」の割合が
10%以上高くなっていることが分かります。
また
「認知症」の中にも
「脳血管性認知症」という認知症の種類もあり
「認知症」を引き起こした原因として
「脳血管疾患(脳卒中)」が含まれている可能性もあります。
そう考えると
男性の場合は
「脳血管疾患(脳卒中)」を予防することが
介護予防に有効とも言えそうです。
もちろん
「脳血管疾患(脳卒中)」に限った話ではありませんが
まずは
「脳血管疾患(脳卒中)」について知ることは大切です。
そもそも「脳血管疾患(脳卒中)」とは・・・
脳血管疾患は脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳の血管のトラブルによって起こる病気の総称
危険要因としては「高血圧」「糖尿病」「脂質異常症」「不整脈」「喫煙」
予防には、規則正しい生活とバランスの良い食事、そして適度な運動を行うことが大切
とのこと
厚生労働省の
生活習慣病予防のための健康情報サイトにも
脳血管疾患についての解説がありますので
そちらも参考にしてみてください。
健康のために行う
基本的なことは変わりませんが
病気を知ることによって
早期発見早期治療だけでなく
介護予防にもつなげることができます。
いつまでも健康で過ごすために
病気について知ることも
大切ですね。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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