「かぞくおもい休暇」という独自休暇制度

博報堂、博報堂DYメディアパートナーズは新たな休暇制度「かぞくおもい休暇」(かぞく休)を開始すると7月24日に発表した。本制度は2025年4月1日より段階的に施行される育児・介護休業法の改正に先行して対応する取り組みとなっている。

博報堂ら、育児・介護休業法改正に対応した休暇制度新設(アドタイ)

仕事と介護の両立支援のために

介護休業や介護休暇といった

休業制度はありますが

介護休業制度(厚労省)

 

それぞれ

取得するための条件

取得できる日数

などの制限があり

必ずしも臨機応変に活用できるかというと

そうでもなかったりします。

 

そこで

博報堂などの企業では

既存の介護休業制度に加えて

「かぞくおもい休暇」という

独自の休暇制度を設けて

仕事と育児・介護の

両立支援に取り組むとのことです。

 

介護分野については

医療施設・介護施設への付き添い
医療施設・介護施設・自宅等での看護・介護

のために活用できるとのこと

 

高齢になると

定期的に病院受診が必要な人がほとんどで

大きな病気にかかったことがあれば

定期健診なども必要になります。

 

毎回の通院でなくても

本人の状態が変わったタイミングや

3カ月や6カ月ごとの受診などで

付き添うことができると

本人と家族の安心にもつながるかと思います。

 

日々不安を抱えて仕事をするのと

不安なく仕事をするのとでは

業務効率も大きく変わりそうです。

 

 

また

介護休業制度については

介護サービスなどの活用で

介護環境を整えるために活用しますが

 

いったん介護環境を整えたとしても

介護を必要とする本人の状態は

年齢を重ねるとともに悪くなることが多く

 

あらためて休業を必要とする場面や

緊急で対応が必要な場面なども

増える可能性があります。

 

そういった意味でも

既存の介護休業制度に

プラスアルファして

企業の独自休暇制度などがあれば

従業員の安心にもつながるかと思います。

 

今回の博報堂のケースを参考に

他の企業でも

独自の休暇制度など検討できると

良いかもしれませんね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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