心躍る目標

介護サービスを利用するにあたり

ケアプランが必要になります。

ケアプランを作成するにあたっては

生活の中での課題を見つけて

その課題に対する目標が必要になります。

 

よくある目標の例を挙げると

  • 他者と交流をもち、楽しく過ごす
  • 現在の身体機能を維持できる
  • 自宅での生活が今後も継続できる
  • 安心して在宅生活を送ることができる
  • 1人暮らしの在宅生活が継続できる

などなど

あえて抽象的な目標を並べてみましたが

実際に同様の目標が示されていることもよく見られます。

 

特に、寝たきりに近い状態の方であれば

これ以上悪くならないように現状維持

という目標も多くなるかもしれません。

 

そうはいっても

できるだけ具体的な目標を示して

本人の意欲を引き出し

前向きに生活を送っていただきたいものです。

 

年齢とともに体力は衰えてきます。

目が見えにくくなったり

耳が聞こえにくくなったりもあります。

 

それでも

いくつになっても

どんな状態になっても

本人の行きたいと思える場所だったり

やりたいこと、食べたいもの、会いたい人

何か意欲的になれることを引き出して

それを目標に

張りのある生活を送っていただきたいです。

 

 

介護サービスを利用するにあたって作られた

書類上の目標は形式的なものであったとしても

 

本人の気持ちの中には

人生の生きがいにつながるような目標を

持ち続けていただきたいものです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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