家具の置き方、工夫していますか?

先日紹介した首相官邸の防災関連ページ

災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

 

家庭で取り組む主な対策として

最初に紹介されているのが

「家具の置き方、工夫していますか?」

という項目です。

 

阪神・淡路大震災や新潟県中越地震などでは、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしました。大地震が発生したときには「家具は必ず倒れるもの」と考えて、転倒防止対策を講じておく必要があります。

  • 家具が転倒しないよう、家具は壁に固定しましょう
  • 寝室や子ども部屋には、できるだけ家具を置かないようにしましょう。
    置く場合も、なるべく背の低い家具にするとともに、倒れた時に出入り口をふさいだりしないよう、家具の向きや配置を工夫しましょう
  • 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう

 

高齢者が被災したときのことを考えると

家具の固定はもちろんのこと

重いものや硬いものを高い位置に置かないことも重要です。

モノが落下した場合

骨や筋肉が弱くなっている高齢者にとっては

ちょっとしたものでもケガにつながる可能性があります。

 

懐中電灯も大切になるかと思います。

今回の地震のように夜遅い時間に

モノが散乱する状態になってしまうと

移動する際につまづいて

大けがにつながる可能性もあります。

 

避難する際の動線上にモノを置かないことも

重要なポイントになりそうです。

 

離れて暮らす家族に

万が一何かあった際には

急いで現地に向かい

対応する必要が出てくるかもしれません。

 

今まで元気に過ごしていた人でも

ちょっとしたケガがきっかけで

介護が必要な生活に変わることもあります。

 

急に介護が必要になり

困ってしまうことのないよう

冒頭にリンクで紹介したサイトなど

災害に対する備えについて

改めて確認いただければと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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