物価上昇における支援

つい先日

日銀総裁の”値上げ許容度”の発言が

話題となっていましたが

 

ここ最近の物価上昇の影響を受けて

高齢者施設でも料金の引上げを検討している

という情報がありました。

さまざまな価格高騰の影響で、高齢者施設では運営コストの上昇が課題になっていて、有料老人ホームへの調査では4割が料金引き上げを検討していると回答しました。
介護保険制度で運営される施設は値上げも難しく、専門家は「公的な支援が無ければ、経営はさらに悪化し、サービスを受けられなくなる高齢者も出るおそれがある」と指摘しています。

有料老人ホーム4割が料金引き上げ検討 価格高騰で高齢者施設は(NHKニュース)

そんなニュースの一方で

渋川市は市内の高齢者施設に対し、食材の値上げの影響を緩和するための補助金を支給することを決めました。

渋川市が食材値上げの影響緩和で高齢者施設に補助金支給へ(NHKニュース)

という情報もありました。

 

群馬県渋川市の補助金ということで

全国的に補助金の制度が決まったわけではありませんが

自治体によっては

同様の支援を検討している地域もあるかと思います。

 

高齢者施設にとって

料金の値上げは

施設の運営上のことだけでなく

すでに入居されている方

お一人おひとりの状況も考える必要がありますので

難しい判断になってくるかと思います。

 

施設のためにも

入居している方

その家族のためにも

公的な支援を期待したいところですね。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

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