介護ソフト乗り換えの注意点
2023年4月20日から
「ケアプランデータ連携システム」が本稼働したことによって
介護ソフトの見直しを検討する事業所もあるかと思います。
いざ介護ソフトを乗り換える際には
事前に確認しておくべきポイントが
いくつかあります。
例えば
1.データ移行が可能な範囲
2.過去ソフトで使用していたデータの保存
3.乗り換え後のインターネット伝送可能な時期
などがあります。
1.データ移行が可能な範囲
現在使用している介護ソフトに登録している情報が
どれだけデータ移行できるかということ
長く事業を続けていれば
利用者の情報も多くなり
ソフトを乗り換える際に
その利用者情報を一括でデータ移行できるか
イチから入力し直さなければならないかでは
作業量が大きく変わってきます。
その移行できる情報については
介護ソフトごとで異なるため
乗り換えの際には確認しておく必要があります。
2.過去ソフトで使用していたデータの保存
当然のことかと思われますが
乗り換え前に使用していたソフトのデータは
乗り換え後に一切確認できない場合がほとんどかと思います。
当たり前のように
データの保存はしていただけるかと思いますが
その際
事業所で入力したデータだけでなく
「処遇改善加算のお知らせ」など
国保連からの通知についても
忘れずに保存しておくと良いかと思います。
特に処遇改善加算については
年度ごとでの実績報告が必要となるため
ソフト乗り換え前のデータがないと
必要な作業が増えてしまうので要注意です。
3.乗り換え後のインターネット伝送可能な時期
介護ソフトを乗り換えた初月は
インターネット伝送の手続きが間に合わず
紙やCDで請求手続きが必要というケースがあります。
乗り換え後の介護保険請求を
締め日のギリギリに行うことはないかと思いますが
余裕を持った対応が必要になります。
その他に
費用面についても
乗り換えキャンペーンと称して
期間限定で費用を安くしていて
期間が経過すると高額になっていた
というケースもありますので
注意は必要です。
もし
介護ソフトの乗り換えを検討していて悩んでいる
という方がいれば
弊社でもサポートさせていただきますので
お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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