介護が必要な状態を受け入れる

介護の業界で長く働いていると

なぜ今まで介護認定の申請をしていなかったのか?

という人に出会うことがあります。

40歳を超えれば

誰もが介護保険料を支払い

65歳以上で介護が必要な状態になれば

介護認定を受けて介護サービスを使うことができます。

また

65歳未満の人でも

40歳以上で特定疾病の診断がある場合には

介護認定を受けて介護サービスを利用することができます。

 

ところが

介護が必要な状態になり

介護サービスが使える状況にもかかわらず

介護認定の申請をしない人

介護認定の申請をしたがらない当事者や家族がいます。

 

本人や家族が

自分たちで頑張ればなんとかなる

介護を受けるなんてみっともない

他人の世話になどなりたくない

などと考えて

申請に進めない場合があります。

 

また

今まで尊敬していた両親

誇りに思っていた夫や妻に

認知症の症状がみられた場合

 

認知症になった姿を認めたくない

周りの人には誰にも知られたくない

という思いが生まれ

介護の相談すらできない場合もあります。

 

介護が必要な状況なのに

介護サービスを受けないでいれば

介護の負担は全て家族が負うことになります。

 

そうした場合には

家族にもいずれ限界がきて

限界がきたころには

利用できる介護サービスが限られてしまう

という状況にもなりかねません。

 

また

介護していた家族も

疲労やストレスで倒れてしまう

ということもあります。

 

介護が必要かもしれないと感じた際には

介護が必要な状態であることを認め

できるだけ早めに

地域包括支援センターやケアマネジャーに

相談いただくことが理想です。

 

本人にとっても家族にとっても

介護によって苦労することがないように

アドバイスや提案がもらえます。

 

介護保険料も毎月払っていることですし

介護サービスも上手に活用できるよう

早め早めに相談していただけると良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。

前の記事

介護保険料見直し検討

次の記事

移動販売の可能性