つながり強化で感染予防

ここ最近また

新型コロナ感染者数が増加傾向にあり

 

介護サービス事業者においては

陽性者を出さないよう

感染症対策に意識を高めていることと思います。

在宅系の介護サービス事業所においては

感染対策で注意したいことのひとつとして

”濃厚接触の情報の遅れ”

ということがあるかと思います。

 

複数の介護サービスを利用している利用者に対しては

他事業所のサービスを利用した際に

コロナ陽性者が発生し

濃厚接触者となったことの情報がないまま

自社でサービス提供を行ってしまった

という話も耳にします。

 

濃厚接触に当たらなかったとしても

もし陽性者がいた施設でのサービスを受けていたり

陽性者の職員がいた事業所のサービスを受けていたことがわかれば

その翌日にサービス提供するのは

一時的に見合わせたい

という事業所も少なくないかと思います。

 

通常であれば

ケアマネジャーが間に入り

情報を共有してくれるかと思いますが

どうしても連絡が遅れてしまうケースもあります。

 

また

同居の家族や

同居していなくても普段頻繁に接触のある家族など

近しい人が陽性者となった場合も同様で

陽性者が発生した時点で連絡があれば

対応を検討できますが

介護事業者への連絡が遅れてしまうケースもあります。

 

常にケアマネジャーと密な連携がとれていれば

問題ないかもしれませんが

ケアマネジャーも

すぐに連絡ができないときもあれば

お休みの日もあります。

どうしても情報共有が遅れてしまう

という可能性はあります。

 

そういったことを考えると

普段から

事業者同士の横のつながりや

利用者の家族や介護者との連携も

しっかりと築いておく必要がありそうです。

 

情報共有が遅れたために

感染が広がってしまった

ということがないように

しっかりと情報共有できる体制を作っておきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。