ポジティブ老々介護

老々介護と聞くと

マイナスのイメージを持つ方が

ほとんどかもしれませんが

 

家庭内や親族間における

限られた範囲で

高齢者が高齢者を介護する

という形ではなく

 

広い範囲で

元気高齢者が

介護が必要な高齢者を介護する

という介護の在り方は

今後

より必要とされるものになるかと思います。

現実問題

介護保険を使った訪問介護サービスにおいても

ヘルパーの高齢化が進んでおり

 

介護が必要な高齢者よりも年上のヘルパーが

介護サービスを提供する

ということもあります。

 

少子高齢化時代の今

今後もまだまだ

高齢者が増え

働く若者が減る

という流れは続いていきます。

 

将来的な

介護人材不足の問題も抱える中では

高齢者同士で支え合う姿は

もっとポジティブなイメージを広げられると

良いのではないかと思います。

 

介護が必要になっても

施設や病院ではなく

できる限り自宅で生活を続けられるようにする

という方向性もある中で

 

自宅で長く過ごすためには

地域との関わり

地域住民同士の支援も

必要になってくるかと思います。

 

仕事を引退して

時間ができた高齢者は

地域の高齢者を支援する側に立って

専門的な介護はできなくても

身の回りの支援を行える仕組みづくりは

必要なのかもしれません。

 

元気高齢者にとって

介護が必要な方を支援することは

その方の活動につながり

介護予防や健康維持にもつながります。

 

高齢者が高齢者を支援する仕組み

”シニアサポーター”のような

ポジティブなイメージを持てる言葉が広がると

良いかもしれませんね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。