ワクチンの3回目接種後の中間報告

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種で2回目までと異なるメーカーのワクチンを打つ「交互接種」について、国の研究班が有効性や副反応のデータを初めて公表しました。2回目までファイザーを接種した人が3回目でモデルナを打つと、3回ともファイザーを打った人に比べて感染を防ぐ抗体の値が上昇した一方、発熱などの副反応が出る割合は高かったとしています。

ワクチン交互接種 有効性と副反応のデータ 国の研究班が初公表(NHKニュース)

 

ワクチンの有効性を示す抗体の値は

3回ともファイザーを打った人は平均で54.1倍

3回目にモデルナを接種した人は平均で67.9倍

 

副反応の状況については

▽38度以上の発熱があった人は
3回ともファイザーを接種した場合が21.4%
3回目でモデルナを接種した場合が49.2%、

▽全身のけん怠感は
ファイザーが69.1%
モデルナが78%、

▽頭痛は
ファイザーが55%
モデルナが69.6%

いずれも症状が出るのは接種の翌日がピークで

2、3日後にはほぼおさまったとのこと。

 

厚生労働省のサイトには

詳細な情報が公開されています。

新型コロナワクチンの追加接種後の健康状況調査(厚労省)

 

3回目にモデルナの場合

副反応の出る割合が高くなりますが

ワクチンの有効性を示す値は高くなる

との結果。

 

 

ワクチンの種類によって

効果や副反応の差などあるようですが

優先すべきは

できるだけ早期にワクチン接種をすること

と言われています。

 

ワクチンに関する情報は

さまざま確認することができますが

様子見をしていたら

いつのまにかコロナに感染してしまった

ということのないよう

早めに接種いただけると

良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。