介護にかかる費用

介護保険の総費用について

以下のようなグラフが厚生労働省の資料にあります。

介護保険総費用

 

2000年4月に介護保険制度が始まった年

その費用の合計額は3.6兆円ほどでした。

それが年々、右肩上がりのグラフを示し

2019年には合計が3倍を超える11.7兆円となっていました。

 

また、65歳以上の方々が支払う介護保険料も

当初2,911円だった全国平均が

2倍を超える5,869円となっています。

 

毎月の費用ですから、年間の費用に計算すると

34,932円 ⇒ 70,428円

年間35,000円を超える負担増となりました。

年金生活の高齢者にとっては非常に大きい額かと思います。

 

そして、今もまだ、右肩上がりのグラフは継続しています。

高齢者人口は増え続け、2042年でピークを迎えますが

高齢化率はその先も増え続け

2065年には国民の2.6人に1人が65歳以上、3.9人に1人が75歳以上と言われています。

 

この先の20年

これまでの20年で示された右肩上がりのグラフが

継続して増え続けるのか

過去にも増して増え続けるのか

右肩上がりを抑えられるのか

 

これから先の生活スタイルが影響してくることと思います。

 

新型コロナウイルスの影響を受け

新しい生活様式が示された今

介護予防、健康寿命の延伸も大切なテーマの一つになっています。

感染予防とともに、健康に対する意識を

今まで以上に高めて生活していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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