介護サービスを利用しない日の過ごし方

介護付き施設に入所する場合

24時間365日

介護サービスが利用できる状態になりますが

 

ご自宅で生活しながら

通いや訪問の介護サービスを利用する場合

基本的には

サービスを受ける時間や回数は限られます。

 

デイサービスなどは

サービス提供の時間帯が決められており

訪問介護も

1回の訪問での時間帯が

必要とするサービス内容によって

事前に決められます。

 

また、介護度によって

利用できるサービスの量(支給限度額)が定められており

限度額を超えてしまうと10割自己負担となるため

基本的には

限度額内で利用できるサービス量に調整します。

 

というわけで

サービス量を調整することによって

サービスを利用できない時間帯

サービスを利用できない日

が発生します。

 

介護予防や認知症予防の取組みとして

介護サービスの利用を始めた場合

サービスを利用しない日や時間帯を

どのように過ごしているかによっても

その効果に影響します。

 

できるだけリハビリを頑張りたいと思って

通所リハビリや訪問リハビリを利用するのはいいものの

利用していない時間帯に

だらだらと過ごしてしまっては

期待できる効果が得られない可能性もあります。

 

もちろん

運動量の調整も必要ですので

無理に頑張る必要はありませんが

適度に体を動かすことで

日々の生活リズムを整えていくことも大切です。

 

本来、介護サービスは

自立支援のために利用していただくサービスでもあります。

限られたサービス利用の中で

自立支援につなげるためには

サービスを利用していないときの

自宅での過ごし方も

大変重要になってきます。

 

介護サービス事業所によっては

自宅でできる体操や簡単な運動について

指導してくれるところもあります。

 

介護サービスで運動しているから

家ではほとんど寝て過ごしている

という方がいれば

ご自宅での過ごし方も

あらためて見直していただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。