介護支援専門員の年齢状況の推移に感じる危機感

介護が必要な高齢者は増えているのに

介護をサポートするケアマネジャーの数は減っている

そんな情報を耳にした人も

少なくないかと思います。

 

令和8年10月19日に開催された

介護給付費分科会の資料では

 

平成30年度から令和6年度までの

介護支援専門員の従事者数の推移

介護支援専門員の年齢状況の推移

の資料が掲載されています。

⇒居宅介護支援・介護予防支援(pdf資料)

推移の資料については

6月29日の時点で

公開されていたものになりますが

 

あらためて確認してみると

ケアマネが大幅に減っている

というよりは

横ばいに近い数字となっています。

 

ただし

施設ケアマネと在宅ケアマネで

分けてみてみると

 

若干ではありますが

施設ケアマネは増えていて

在宅ケアマネは減っている

という状況が見てとれます。

 

 

また

年齢層についても

60歳以上を示すグラフだけが

右肩上がりで

 

若い世代が減少傾向

ということが分かります。

 

これから

デジタルツールやAI活用が進むことを考えると

 

もっと若い世代に

ケアマネとして活躍してくれることを

期待したいところです。

 

 

次回の改定で

管理者の主任ケアマネの要件がなくなれば

居宅の事業所を

開設しやすくはなりますが

 

結局5年の実務経験という要件がついてしまえば

若い世代が個人で独立

ということは難しくなります。

 

 

より若い世代に活躍してもらうためには

そもそもの

ケアマネ受験資格要件を

5年ではなく

3年程度のもう少し短い期間で

 

主任ケアマネの要件も

受験資格要件に合わせた年数に見直してもらうことで

 

若い世代のケアマネの増加が期待でき

ケアマネ不足の解消にも

つなげられるかもしれません。

 

主任ケアマネまで10年

独立まで10年かかる

という現状を突き付けられてしまえば

 

だったら他の分野で活躍しよう

もっと早く独立できる場所を探そう

と考える人もいるかと思います。

 

 

ぜひとも

ケアマネの年齢状況の推移に

危機感を感じて

 

若い世代でも

ケアマネになれる

なりたくなるような施策を

検討して欲しいです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。