介護施設を地域の交流の場に

コロナ禍で希薄になった人と人とのつながりを取り戻そうと、横浜市の介護施設が地元の大学生とともに、閉鎖的になりがちな施設を地域の交流の場に変えるための取り組みを始めました。

“地域の交流の場に”介護施設が大学生と取り組み始める 横浜(NHKニュース)

 

神奈川県横浜市にある

特別養護老人ホームで

横浜国立大学で建築を学ぶ学生や庭師の協力を得て

庭の改修を行っているとのこと

 

介護施設のヴィラ南本宿のホームページにも

NHKの取材のときの写真が掲載されています。

本日、NHKにて当デイサービスが紹介されます(ヴィラ南本宿)

ここ数年の間で

新しく開設している施設の中には

施設内に地域のコミュニティースペースが設けられていたり

喫茶店や飲食店が併設されていたりと

地域との交流を意識した作りの施設も多くありますが

 

古くからある介護施設の場合は

”閉鎖的になりがちな施設”とあるように

なかなか地域との交流ができていない

という施設も多くあるかと思います。

 

また

介護保険制度上でも

地域との交流をうながすための基準はありますが

形式的なものになってしまっていたり

一時的なものとなっているケースが

少なくないかと思います。

 

本格的に地域との交流ができるようになれば

施設側にとっては

施設入居者や家族の満足度に関わること

介護人材不足に関わることなど

 

地域住民にとっては

介護予防に関わること

介護の相談に関わることなど

メリットにつながることも多くありそうです。

 

また

災害時には双方にとって

協力体制ができていることが有効になりそうです。

 

それぞれの施設において

地域交流の取り組みが行われているかとは思いますが

地域とのつながりが

継続的に行われる取り組みを

検討していきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。