医療と介護の連携

高齢者が人生の最期を病院ではなく

できるだけご自宅で迎えられるよう

医療と介護の連携作りがすすめられています。

 

9月2日、厚生労働省は

「在宅医療・介護連携推進事業の手引き」を

市区町村の担当者向けに、ホームページ上に掲載しました。

在宅医療・介護連携推進事業の手引き(PDF資料)

 

 

高齢者に対して

医療と介護の連携が必要な4つの場面を想定し

具体的な考え方が示されています。

 

4つの場面とは

  1. 日常の療養支援
  2. 入退院支援
  3. 急変時の支援
  4. 看取り

 

それぞれの場面において

目指すべき姿、現状の把握、課題抽出、施策立案

その評価方法まで具体的に記載されています。

 

PDCAサイクルに沿って

事業をマネジメントするという視点で記載されているので

一般企業の方が見ても、面白く勉強になる部分もあるかもしれません。

 

こういった手引きは

平成25年の時点から作成されており

それ以前からも、医療と介護の連携については考えられています。

少しずつ体制は変わりつつあるようですが

まだまだ課題も多くあります。

 

一日でも早く

自宅でも安心して医療と介護が受けられるよう

効果的な連携作りが進むことを願います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。