地域ぐるみの認知症支援

認知症の人が尊厳と希望を持って暮らせるよう、国や自治体の取り組みを定めた認知症基本法が6月に成立した。国民の理解促進、認知症の人が社会参加する機会の確保などを基本施策として掲げる。高齢でも認知症でも住みやすい町を目指し、地域ぐるみで支援を続ける秋田県羽後町の取り組みをのぞいた。
おたすけ隊は町社会福祉協議会の生活支援コーディネーターと町地域包括支援センターが主体となり運営する買い物・移動支援の有償ボランティア。4月から本格的に活動を始めた。水・土曜日に高齢者らの依頼を受けて動く。メンバーは買い物をサポートし、自宅との間を送り迎えする。

高齢でも認知症でも住みやすく、地域ぐるみで支援続ける羽後町(WAMNET)

 

秋田県羽後町では

2008年度から

認知症の人を支える仕組みづくりに

本腰を入れているとのこと。

認知症の人というと

買い物も

スーパーまでたどり着くことができない

必要なものを探すことができない

同じものを何度も買ってしまう

金銭管理ができない

などなど

課題となる部分も

人それぞれありそうです。

 

サポートする方々は

ただ買い物をすることのサポートだけでなく

その人の生活環境や認知症の進行状況なども理解したうえで

サポートする必要もあるのかと思います。

 

また

地域住民に対する

認知症理解の促進という意味では

 

地域のスーパーを利用することで

実際に認知症支援の活動が行われていることや

認知症の人が同じ地域で生活していることを

地元の方々にも理解してもらう

きっかけになりそうです。

 

 

6月に成立した認知症基本法も

目標や方向性を示すだけでなく

それぞれの地域で

具体的な取り組みにつながっていくことを

期待したいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。