基準理解のための予備知識

昨日のブログで紹介した

介護事業所を運営するうえで

遵守すべき基準について

指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準

 

基準について記載された

文章自体が難解なだけでなく

「常勤換算方法」や「法定代理受領サービス」というような

専門用語なども記載されているため

余計に難しい文章になっています。

人員基準を満たすためには

サービスごとに配置が必要な職種の名称や

介護に関する資格の名称も

知識として理解しておく必要があります。

必要な職種の人員を配置するためには

それぞれ、必要資格や求められる経験などが異なります。

 

設備基準については

サービスごとで必要な設備や備品を

理解する必要があります。

 

運営基準についても

計画書の作成方法やサービス記録の記載方法など

どういった内容が必要になるのか

理解する必要があります。

 

そして、それぞれの基準について

ローカルルールといって

自治体毎で独自の基準を設けている場合もあります。

そういった独自基準も確認し

理解しておく必要があります。

 

実際に、基準の内容を理解するためには

付随して知っておくべき内容が

いくつもあります。

 

一つひとつの言葉の意味を調べながら

文章を読み進めていくと

結局何を意味しているのかすら

分からなくなってしまうこともあります。

 

一番手っ取り早いのは

内容を理解している誰かに聞くことです。

介護経営者の先輩や介護コンサルの人に聞いてみるのも

良いかと思います。

 

分からないうちはいろいろ質問してみる。

質問を繰り返していくうちに知識がつき

ある程度の知識がついてくれば

文章の意味も理解できるようになるかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。