家電を活用した見守りサービス
日立グローバルライフソリューションズ株式会社は、コネクテッド家電の冷蔵庫を用いた見守りサービスを、10月1日より提供開始します。
新サービスは、専用のスマートフォンアプリを通じて、インターネット接続された冷蔵庫のドア開閉情報を確認でき、離れた場所からでも家族の暮らしぶりをさりげなく見守れます。対象機種をお持ちの方は、標準サービス利用料月額500円(税込)で、新サービスをご利用いただけます。
サービスの特徴として
- 冷蔵庫の開閉情報をスマートフォンで確認できる
専用のスマートフォンアプリ上で、冷蔵庫のドアを開閉した回数を30分毎にタイムラインで表示します。この履歴から、離れて暮らす親の暮らしぶりはもちろんのこと、自宅で留守番をしている子どもの様子まで確認することが可能です。 - 生活リズムに変化があった場合には、スマートフォンへプッシュ通知
指定した時間帯にドア開閉があった場合およびない場合、冷蔵庫のドア開閉が長時間みられない場合、夜間のドア開閉回数が多い場合、スマートフォンへプッシュ通知でお知らせします。 - 単身高齢者向け見守りサービス「ドシテル」へのお得なアップグレードプランを用意
単身高齢者向け見守りサービス「ドシテル」では、部屋の壁などに設置した専用の活動センサーを用いることで、離れて暮らす単身高齢者の部屋での活動状況がより詳しくわかります。新サービスの利用者の方には、「ドシテル」へのお得なアップグレードプランを用意しています。
核家族化が進み
単身の高齢者世帯が増加している中
コロナの影響もあり
外出も控えざるを得ないような状況。
そんな中で、遠隔でも家族の様子がわかるシステムは
ますますニーズが拡大していくことと思います。
カメラを設置して様子を確認できるシステムもありますが
監視されている、監視しているという感覚にもなるため
活用を躊躇する人も少なくありません。
そんな気持ちの部分を配慮した
さりげなく見守る家電サービスは
他の見守りシステムよりも気軽に導入できるかと思います。
以前にも、象印さんのポットを活用した見守りサービスを紹介させていただきました。
このように、高齢者をさりげなく見守るサービスは
家電サービス以外にも
電気、ガス会社や郵便局
ケータイ各社などでも提供しています。
様々な見守りサービスが生まれる中で
将来的には、各民間企業、自治体、地域単位で連携し
サービスを集約して活用する取組みが
必要になるかもしれません。
投稿者プロフィール
- 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
最新の投稿
- 介護情報2024年11月27日郵便局で健康チェック
- 介護離職対策2024年11月26日企業における仕事と介護の両立支援セミナー
- 介護情報2024年11月25日日本とスウェーデンの介護の違い
- 介護離職対策2024年11月24日早めにしておきたい将来の介護の話