第188回社会保障審議会介護給付費分科会

本日10月15日

第188回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され

令和3年度介護報酬改定に向けた議論が進められています。

第188回社会保障審議会介護給付費分科会

 

今回は

  • 通所系サービス
  • 短期入所系サービス
  • 福祉用具サービス

それぞれのサービスにおける論点と

検討の方向性について示されています。

 

通所系サービスでは

自立支援・重度化防止に関わる加算の算定要件の見直し

人員配置要件や地域連携のあり方についても示されています。

 

加算の算定要件については

事業所間の連携やICTの活用についても触れられています。

 

まだ改定内容が具体的になったわけではありませんが

現状を踏まえると

ICTを活用した事業所間連携(サービス担当者会議)などはすでに実施されており

今後も活用されることが考えられます。

 

また、各サービスごとの連携についても

ただ担当者会議で顔を合わせるだけの関係ではなく

しっかりとそれぞれのサービスごとに情報を共有し

連携した計画を作成することにより

評価されることも考えられます。

 

 

ICTの導入やサービス間の連携が

まだ不十分だと感じる部分があれば

早めに対応いただけると良いかもしれません。

 

なお、ICTの導入については

コロナ対策支援金やその他補助金等の活用もできますので

併せて検討してみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。