第199回社会保障審議会介護給付費分科会

2021年1月18日

第199回社会保障審議会介護給付費分科会が開催され

ついに、令和3年度介護報酬改定に関する

具体的な報酬単価が示されました。

第199回社会保障審議会介護給付費分科会

事前に0.7%プラス改定の通知があり

サービス種類ごとでの増減も気になるところでしたが

ほぼ全てのサービスで

基本報酬がプラス改定となっています。

 

ちなみに

マイナスとなったのは

訪問看護⇒リハ職対応の報酬のみ

居宅療養管理指導⇒単一建物に10名以上の場合の一部

短期入所療養介護(老健)⇒ほんの一部

介護療養型医療施設⇒全体的に減少

※間違いがありましたら、ご指摘いただけると幸いです。

 

基本報酬の確認は以下の資料の163ページから

参考資料1 令和3年度介護報酬改定における改定事項について(PDF資料)

 

なお、加算等も含めた内容については以下の資料から

諮問書別紙 令和3年度介護報酬改定介護報酬の見直し案(PDF資料)

 

新設された加算も多くありますので

来年度の報酬で算定もれがないよう要注意です。

 

 

また

新型コロナウイルス感染症に対応するための特例的な評価として、全てのサービスについて、令和3年9月末までの間、基本報酬に0.1%上乗せする。

という内容も示されています。

 

0.1%というと

微々たるものかもしれませんが

年利が0.1%を下回るような

銀行の金利と比較すると

4月から9月までの半年間

毎月、基本報酬に0.1%の上乗せがあるのは

ありがたいことなのかもしれません。

 

 

私自身、今のところ

全体の内容を

流して目を通してみただけになりますので

今後あらためて確認し

内容をまとめてみたいと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。