補装具費支給制度

年齢を重ねていくと

耳が聞こえにくくなる

という問題に悩まされることがあります。

耳が聞こえにくくなると

会話の声が聞こえずに

人と話をするのが嫌になってしまい

口数が少なくなった様子から

うつ症状を疑われたり

 

無理に会話を合わせようとして話をすると

話がかみ合わずに

認知症を疑われてしまうケースもあります。

 

そうならないためには

聞こえづらさから日常生活に不便を感じたとき

しっかりと耳鼻科で検査してもらうことが大切です。

 

もしその聞こえづらさが

聴覚障害の手帳を取得できる程度であれば

障害者手帳を取得することで

補聴器の助成も受けられるようです。

「聞こえ」が良くなったら生活が一変して社交的になった(日刊ゲンダイ)

 

補装具費支給制度というものがあり

厚生労働省のサイトで紹介されています。

補装具費支給制度の概要(厚労省)

 

聴覚障害者用の「補聴器」だけでなく

視覚障害者用の「盲人安全つえ、義眼 、眼鏡」

肢体不自由者用の「義肢、装具、車いす、電動車いす、歩行器、歩行補助つえ、座位保持装置、重度障害者用意思伝達装」

なども対象となっています。

 

また

自治体によっては

その自治体独自の補助制度が

準備されている場合もあるようです。

 

 

高齢になって

日常生活で何らかの支援が必要となれば

介護認定の申請を行う

という流れは

周知されてきているかとは思いますが

 

その人の身体状況によっては

障害者手帳を取得して

受けられる補助もあります。

 

少しでも困ったことがあれば

まずは専門家に相談してみることが大切ですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。