見える変化に気づく

人間の身体は

毎日変化していると言われます。

 

10代、20代のうちは

日々成長しますが

40代を超え高齢になればなるほど

身体は衰えていきます。

 

65歳を過ぎ

介護認定を受けるようになった方であっても

何もしないでいれば

さらに身体は衰え、老化していきます。

 

介護サービスを受けているから大丈夫

と思っていても

身体の変化に合わせた対応をしていないと

身体機能や認知機能の低下のスピードが早くなり

介護する側や本人にとっても

負担になってしまうこともあります。

 

できるだけ身体の変化を見逃さず

その状態に応じて

サービスを活用していく必要があります。

 

身体の変化については

普段の生活の中でも

背筋が曲がってきた

つまづくことやふらつくことが多くなってきた

外出したときの歩く速度が遅くなってきた

車への乗り降りの際、足があがりにくくなってきた

などの動きに見える部分や

 

食事の量が減ってきた

外出の頻度が減ってきた

部屋や服の汚れが目立つようになってきた

テレビのボリュームが大きくなってきた

などの生活習慣に見える部分もあります。

 

小さな変化を見逃さず

少しでも「おかしいな?」と感じたら

地域包括支援センターやケアマネジャーなど

介護の専門家に相談してみてください。

 

毎日一緒に生活していると

気付きにくい部分もあるかもしれませんが

 

介護で困らないようにするために

本人のためにもご家族のためにも

小さな変化を見逃さないよう

意識していただけると良いかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。