言いたいことは言っておく

介護業界ではよくある話ですが

介護サービスを利用する

利用者やその家族は

ちょっとした不満があっても我慢してしまう

むしろサービスを提供する側に気を遣う

という傾向があります。

通常

サービスを利用する側は

不満を伝えることは控えることもあるかもしれませんが

わざわざサービスを提供する側に気を遣うことまでは

ないかと思います。

 

介護サービスの場合は

利用者やその家族が

”いつもお世話になっている”という意識が強い傾向にあり

わざわざ手土産を持たせたり

事業所にお礼の品を持ってきたり

ということがあります。

 

良い意味で気を遣っていただける分には

良いかもしれませんが

 

不満や不都合があるのにもかかわらず

”いつもお世話になっている”という意識で

言いたいことも伝えられない

という場合もあります。

 

サービスを利用していて

不満や不都合になることがあれば

指摘したり改善の要望を伝えたりすることは

我慢する必要はありません。

 

むしろ

日常生活に入り込んで

直接体に触れたりするサービスだからこそ

気になることがあれば

遠慮なく伝えてもらった方が

本人のためになります。

 

伝えられないことで

日々ストレスが蓄積されてしまうことが

何より心配です。

 

ストレスは万病のもと

とも言われるように

我慢することは

体にも心にも良くありません。

 

言いにくいこともあるかもしれませんが

言いたいことははっきり伝えましょう。

 

伝えたことが

必ずしもその通りになるとは限りませんが

我慢してストレスになるよりは

よっぽどましです。

 

伝えた通りにならなければ

他の選択肢を探すという方法もあります。

 

利用する本人が

気持ちよくサービスを利用するために

気になることがあれば

遠慮なく伝えてみてください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。