認知症の方に対する介護認定の見直し

介護が必要になって

介護サービスを利用する場合には

 

地域包括支援センターや自治体窓口で

要介護認定の申請を行い

介護認定を受ける必要があります。

申請を行った後には

ご本人の心身の状態を

介護の専門家が

ご自宅等を直接訪問して確認する

認定調査

というものがあります。

 

 

この認定調査

その時のご本人の状態次第で

認定結果に影響することがあります。

 

認定調査の日は体調がよく

体の痛みや動きの鈍さが軽減していて

スムーズに動けたり

 

口頭でのやりとりでは

普段はできていないのに

「何でも一人でできます」

と答えてしまったりすると

 

認定結果は

介護状態は軽度

という判定が出ることもあります。

 

 

特に認知症の症状がある方の場合

ご家族に対しては

おかしな言動があっても

 

第三者や

お客さんの前では

なぜか受け答えもしっかりできる

というケースもあります。

 

必ずご家族が同席して

普段の様子や気になる様子を

調査の方へお伝えください。

 

 

認知症の方の場合

本人の発言を

本人の前で訂正してしまうと

不満や不安につながるため

 

伝え方はこっそりと

お伝えいただければと思います。

 

 

介護認定は

身体が元気の場合には

軽い認定結果しか出ない

と思っている方もいるようですが

 

認知症の症状がある場合には

身体は元気でも

その症状に応じて

認定結果に反映されるようになっています。

 

 

認知症はあっても

身体は元気だから

介護認定は受けられない

なんてことはありません。

 

むしろ

身体は元気だけど

認知症の症状がある

という方への介護については

より負担が大きい

ということで

 

厚生労働省でも

認知症高齢者に対する介護認定について

さらなる見直しが検討されています。

 

「もしかしたら認知症かも?」

ということがあれば

早めに地域包括支援センターに

相談してみてください。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。