高齢者と若い世代の接点

マーマレーション株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役 平部利雄)が提供する、高齢者と若い世代の接点を生み出す新しいサービス「まごのはさみ」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。

「まごのはさみ」、2021年度グッドデザイン賞を受賞 高齢の方が若い世代の美容のサービスを経験していただき、高齢者と若い世代の接点を生み出す新しいモビリティサービス(時事ドットコムニュース)

 

今回のグッドデザイン賞では

高齢化する社会での訪問美容を

コミュニケーションの場として再定義し

身体だけでなく心のニーズを満たすサービスデザインが

評価されたとのこと。

 

 

高齢者と若者の接点というと

それぞれの地域で交流の機会を作っている様子がうかがえます。

小学生と高齢者の交流として

飯塚市の小学生が地元の高齢者施設を訪問し、懐かしい遊びを楽しみながらお年寄りと交流しました。
飯塚市の高齢者施設を訪問したのは、山あいにある八木山小学校の全校児童16人です。
施設を利用しているお年寄りたちと交流して、元気になってもらおうと、毎年この時期におこなっています。

飯塚市の小学生が高齢者施設訪問 懐かしい遊びで交流(NHKニュース)

 

災害支援を通した大学生と高齢者の交流として

南海トラフ巨大地震で津波の被害が想定される美波町で、学生たちが高齢者の自宅を訪ねて災害への備えを調べました。
調査は、南海トラフ巨大地震で最大12メートルの津波が想定される美波町由岐湾内地区で、徳島文理大学の学生4人が地元のボランティアなどと行いました。

災害への備え 大学生が高齢者宅訪ね意識調査 美波町(NHKニュース)

 

 

高齢者が若い世代との接点を持つ

ということは

高齢化による様々な社会課題を考えたときに

非常に重要なことになってくるかと思います。

 

家族や近隣住民とのつながりが

希薄になってきているとも言われますが

それぞれの地域ごとで

新たなつながりを作ろうとする取り組みも行われています。

 

今はまだ小さな集団で行われている活動も

継続することによって

少しずつ

つながりが広がり

支援の体制も築けていけるのかと思います。

 

大きな支援体制とはならなくても

地域ごとに

その地域に根差した支援の輪ができるよう

活動が継続されると

これからの社会にもつながってくるのではないかと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。
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