100%希望通りの介護サービスが受けられるとは限らない

介護が必要な状態になった場合には

地域包括支援センターや行政窓口に相談し

介護認定の申請を行う

という流れが一般的になります。

 

介護認定の申請をした後は

介護の専門家による訪問調査と

主治医の意見書をもとに

その方の介護状態に応じて

要支援1~2
要介護1~5

のいずれかの介護度が決められます。
※介護が必要ないと判断された場合には非該当となる場合もあります。

介護度が決まるまでの期間は

約1カ月程度とされています。

 

実際のところ

介護度が決まるまでの期間も

主治医意見書が遅れたり

申請者が多かったり

人手不足や事務的な問題により

遅くなる場合もあります。

 

介護度が決まれば

必要な介護サービスを選んで

サービスの利用を開始できますが

 

注意しておかなければならないのが

必ずしも

希望したサービスを

希望した時間帯や曜日に

利用できるとは限らないということです。

 

基本的には

希望に沿ったサービスを受けられることが

多いかと思いますが

 

介護度によって

介護保険を使って利用できる

サービスの上限が決められており

利用できるサービスも変わってきます。

 

また

訪問や通いのサービスを利用する際にも

それぞれの事業所の状況によって

利用できる時間や曜日が

制限される場合もあります。

 

介護認定を受けて

介護度が決まれば

間違いなく介護サービスは利用できますが

必ずしも希望した通りの

サービスが受けられるとは限りませんので

注意していただければと思います。

 

 

そうはいっても

サービスの利用については

地域包括支援センターやケアマネジャーなど

介護の専門家に相談することで

できるだけ希望に沿った

サービスを提案してもらえるので

介護が必要になった際は

介護の専門家を頼っていただければと思います。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。