介護事業者が意識すべき即対応

利用者が

介護サービスの利用や

施設入所を希望したとき

 

介護事業者側としては

可能な限り早めの対応を行うことが

望ましいかと思います。

実際には

事業所の都合で

利用や入所までに

一定の期間が必要になってしまったり

 

その時の事業所の状況次第で

利用や入所を遅らせてもらう

という場面も

少なくないかと思います。

 

事前書類を準備したり

利用者との面談を行なったり

担当者会議や契約があったり

などなど

どうしても必要な手続きはありますが

 

そういった諸々の手続きも

最短の日時で調整すべきこと

と考えています。

 

というのも

介護が必要な高齢者の心身の状況は

日々変化していると言われます。

 

一日対応が遅れただけで

大きな状態変化にもつながりかねません。

 

状態変化だけでなく

対応が遅れたために

転倒して骨折してしまった

病気が進行して入院してしまった

介護している家族が倒れてしまった

などということも考えられます。

 

一日対応が遅れただけで

大きな事故につながるかもしれない

と考えていただくと

 

そうならないよう

一日でも早く

受け入れるための体制を整えておく必要がある

という考え方ができるかと思います。

 

もちろん

すでに一日でも早い受け入れ体制を

整えているところも多いかと思いますが

 

本当に最短で受け入れるために

改善できるところはないか

見直すべき部分はないか

などなど

検討してみると

新たな改善点が見つかるかもしれません。

 

介護サービス事業者としては

事業者側の対応が遅れたために

サービス利用につながらなかった

ということがないよう

 

常に受け入れ可能

というくらいの態勢を

整備しておきたいですね。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。