熱中症予防に対する意識調査

株式会社LIFULL seniorでは

65歳以上の高齢者と

親と離れて暮らす40~50代を対象に

熱中症予防に対する意識調査を実施し

その結果を公表しています。

熱中症予防に対する意識調査を実施(LIFULL)

総務省による令和6年の調査では6月24日週から7月1日週にかけて熱中症で救急搬送された人の数はおよそ4倍に急増していました。また、救急搬送された方の中で特に多いのは高齢者で、全体のおよそ6割を占めています。
熱中症予防においてはエアコンの適切な利用が重要ですが、昨今の物価高騰の影響により、水道光熱費を抑えようとエアコンの利用控えが起こる恐れがあります。そんな中、今年は経産省が、電力使用量が増加する7月から9月にかけて、電気・ガス料金の負担軽減措置をとると発表しました。また東京都でも夏季の4ヶ月間水道料金の基本料金が無償化されます。

 

LIFULLの記事には

総務省や経産省

東京都水道局など

各サイトへのリンクもありますので

参考にしてみてください。

 

実際に総務省の統計を確認してみると

熱中症による救急搬送状況は

令和6年6月24日~30日の週で2,294人

令和6年7月1日~7日の週で9,510人

となっています。

 

あくまで去年の数字になりますので

参考程度の情報になりますが

 

ここ最近の気温を考えると

すでに対策が必要になりそうです。

 

意識調査の結果では

子世代が親を心配するよりも

親世代の熱中症予防に対する意識は高い

という結果が示されています。

 

 

そうはいっても

人それぞれ

 

エアコンを使いたがらない人

足腰が弱っているため

トイレに行くのを面倒がって

水分補給を控えてしまう人もいます。

 

もし離れて暮らす親

介護を必要とする親がいれば

子世代からの注意喚起も

実施いただけると良いかと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。