介護現場から見る認知症の方の生活

経済産業省では

認知症の人が主体的に企業や社会等と関わり

認知症当事者のニーズをとらえた

製品やサービスの開発を行う

「オレンジイノベーション・プロジェクト」

という取り組みを実施しています。

オレンジイノベーション・プロジェクト(経済産業省)

そんな経済産業省が展開する

「オレンジイノベーション・プロジェクト」

 

自治体・当事者団体・介護事業者等を対象に

オンラインセミナーを行うとして

厚生労働省からも

通知が出されていました。

介護保険最新情報vol.1384(pdf資料)

 

このプロジェクト

介護事業者も参加することで

より良いものになるかもしれません。

 

特に

認知症の方と関わる機会の多い

現場職員からの意見は

重要ではないかと思います。

 

 

当たり前の話になりますが

家庭での状況を考えると

認知症の方との関わりは

当事者と家族の

1対1の関係になります。

 

一方で

介護現場で認知症の方と関わる介護職員は

1人で多くの認知症の方と関わることになります。

 

多くの認知症の方と関わる機会があるため

どういった認知症状があるのか

認知症の方がどんなときに困るのか

認知症の進行にともなって必要になることは何か

などなど

さまざまなケースを見ています。

 

また

介護する立場から

どんな場面で

どのように困ることがあるか

何があったら安心か

先々どんなことを備えておけば良いか

などなど

 

想定できるケースも

さまざまあるかと思います。

 

介護現場職員の参加により

より良い製品やサービスの開発につながり

 

当事者や家族の

安心にもつながるかもしれません。

 

「オレンジイノベーション・プロジェクト」

はじめて聞いたという方は

まずはオンラインセミナーに

参加いただけると良さそうです。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。