処遇改善の利用者向けリーフレット

6月からの

介護職員処遇改善加算等の見直しにともない

厚生労働省が

利用者への説明用資料として

利用者向けリーフレットを

作成してくれています。

令和６年度介護報酬改定においては

①事業者の賃金改善や申請に係る事務負担を軽減する観点
②利用者にとって分かりやすい制度とし、利用者負担の理解を得やすくする観点
③事業所全体として、柔軟な事業運営を可能とする観点

から

処遇改善に係る加算の一本化が行われました。

事務負担に関しては

要件が増えたり

開始時期が６月にずれたり

補助金の申請が別途必要だったり

など

事業者としては

負担に感じる部分もあったかと思いますが

利用者への説明については

一本化により

説明しやすくなったかと思います。

さらに

今回のリーフレットについては

事業所によっては

補足説明も必要になるかと思いますが

”利用者負担の理解を得やすくする”

という部分では

厚生労働省が作成している資料ということで

有効活用できるかと思います。

引き続き

報酬改定などあれば

利用者説明の案内を作成いただけると

事業者側としては

大きな事務負担の軽減につながりそうです。

今後の対応にも

期待したいですね。

武藤至正: 2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。