ケアマネが担当できない背景

2026年7月9日

テレビ朝日の『報道ステーション』で

ケアマネジャー不足に関する特集が

放送されていました。

ケアマネに

担当をお願いしようとしたところ

「やってない」

「今はいっぱいです」

と言われたとのこと

 

地域によっては

ケアマネが担当する利用者の数が多すぎて

これ以上担当できない

というケースもあるようです。

 

そんなときは

地域包括支援センターに相談し

協力を依頼してみましょう。

 

 

動画でも紹介されていますが

ケアマネジャーは

担当の利用者に対して

身体状態などをうかがい

必要な介護サービスを案内調整し

計画書を作成します。

 

計画書を作成した後も

要介護認定を受けた利用者に対しては

毎月訪問して

サービスの利用状況をうかがう必要があります。

 

そういった

やるべき業務がある中で

利用者個々のニーズに随時対応していれば

 

担当者が増えれば増えるほど

対応は難しくなります。

 

ケアマネが担当できない背景として

すでに一定の利用者を抱えていれば

それ以上利用者を増やすことは

物理的に無理

という面が

まず第一にあります。

 

 

さらに

介護保険のルールによって

一定の制限を設けている

というケアマネや

ケアマネ事業所もあります。

 

ケアマネジャーも

ボランティアではなく

 

担当者1名あたりの報酬が

介護保険によって支払われています。

 

その報酬のルール上

担当者44名までは

1名あたりの報酬金額が一定になりますが

 

45名を超えた場合には

1名あたりの報酬金額が半分以下になる

というルールが存在します。

 

ちなみに

一定の条件を満たせば

49名まで一定の金額となります。

 

 

そういった介護保険上のルールもあり

利用者の上限を決めている

という事業所もあります。

 

実際50名を超える利用者となると

ケアマネの業務がパンクしそうですが…

 

ということで

利用者がいっぱいといっても

必ずしもケアマネ個人のさじ加減ではなく

介護保険上のルールによって

上限を決めているケースもあります。

 

 

担当できない背景には

物理的に難しい

という理由とあわせて

 

介護保険上難しい

ということも

ご理解いただければと思います。

 

 

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。