サービスの継続

介護保険サービスを利用するにあたり

「ケアプラン」と呼ばれる

サービスの計画書が必要になります。

 

ケアプランは担当するケアマネジャーが

ご本人や家族と打合せのうえ、作成してくれます。

 

ケアプランの中には

  • 現状の生活の中での課題
  • 課題に対する利用者本人や家族の意向
  • 総合的な援助の方針
  • 課題に対する具体的な目標
  • 目標を達成するために利用するサービス

などが記載され

1週間の具体的なスケジュールが作成されます。

 

基本的には、1週間のスケジュールにあるサービスが

継続して提供され

状態に変化があったり、プランに示された期間ごとで

サービスの見直しが行われます。

 

ところが、ここ最近では

新型コロナウイルスの影響を受けて

事業所の休止や利用者の利用控えなどもあり

計画通りのサービスが実施されていないケースが

増えているとのことです。

 

継続して利用していたサービスを中止することで

身体機能の低下、認知機能の低下などが

心配されています。

 

高齢者になると特に

生活のリズムの変化が

体調にも影響しやすくなります。

 

 

基本的には

サービスを継続して利用することにより

利用者本人の身体機能の維持向上や家族の介護負担の軽減につながります。

 

介護事業所においては

厚労省や自治体からの指導のもと

感染症対策マニュアルに沿って対策が行われています。

できるかぎり利用控え等することなく

ケアプランの通りに利用を継続いただくことをオススメします。

 

事業所が休止になる場合もありますが

そうなった場合に

ご自身でできること、家族でできることなど

サービス担当者やケアマネジャーに相談してみてください。

 

 

サービスが利用できる状態であれば

ご自身でも感染症対策を実施しながら

ぜひ継続してご利用ください。

 

 

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投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。