介護が必要なことを周囲に知ってもらう

今では

「介護が必要になったときには介護サービスが活用できる」

ということは

ご存知の方も多いかと思いますが

 

なかにはまだ

家族が介護するのが当たり前

家族に介護してもらえないのは気の毒

施設に入れるのはかわいそう

などという考えの人もいるかもしれません。

また

家族が介護が必要な状態になったことを

知られたくない

近所の人に見られたら恥ずかしい

という気持ちを持つ人もいるかもしれません。

 

まして

認知症の症状などがあれば

なおさら近所の人には見られたくない

家族自身ですら認めたくない

という気持ちになる人もいます。

 

それでも

もし介護が必要な状態であれば

介護の専門家や地域包括支援センターなどの相談窓口に

すぐに相談すること。

できれば

近所の人にも

介護が必要な家族がいることを知ってもらうことで

いざというときに助け合うことができるかもしれません。

 

もしかしたら

認知症の症状などあると

周囲から避けるような態度をとられるかもしれません。

 

それでも

地域の人に理解してもらうことで

何かあったときに

支えになってくれることがあります。

 

特に災害時などであれば

周囲の人の協力が大きな助けになります。

介護が必要な状態と分かっていれば

手を貸してくれる人がいます。

 

もし知られていなければ

避難が必要な際に助けてもらえずに

逃げ遅れる可能性も高まってしまいます。

 

実際には

あまり介護が必要な状態を周囲に知られたくない

という人が多いかもしれませんが

いざというときは

周囲に理解している人がいるかいないかが

命にもかかわるかもしれません。

 

何かあったときに

周囲の支えが得られるよう

介護が必要なことを周囲に知ってもらうことも

大切ですね。

 

 

Follow me!

投稿者プロフィール

武藤 至正
武藤 至正
2005年、介護ベンチャー企業に入社。グループホームの開業準備、行政への指定申請、入居相談、運営管理業務に携わる。2010年には、介護複合施設の開業準備から運営管理までを経験。その後、有料老人ホーム、デイサービスの管理者として現場経験を重ね、2012年からはデイサービスのフランチャイズ本部にて、フランチャイズ加盟店に対しての開業研修、運営支援業務に携わる。